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星晶のレガリア 用語集

世界観になじみ、RPに生かしていただくための用語集です。分からない単語が出た場合にどうぞ。テキストボックスのサーチから単語を検索してください。

《あ》

アルス・
レガリウス

レガリアが建つフォスフォラス山を護る、白き竜。"王権を与えし大いなる王者"という意味。

街の成り立ちに深く関係しており神の化身とされる。"祖竜"または"始まりの竜"とも。人の前に姿を現すことはないが、その守護は今もレガリアに及んでいる。綴り:Ars Regalius

アドアストラ聖処

最上層・煌玉の層にあり、教皇が住む場所。別名"星晶宮"で、"聖処"と短縮して呼ばれることも多い。

綴り:Adastra Sanctuary

エーテル素質

身体のエーテル回路が発達し、魔法の素質を持っていること(いわゆる魔力持ち)。

​大昔、フォスフォラス山に刺さった星晶石の影響で豊富なエーテルが地脈に流れるレガリアでは、代を重ねるごとにエーテル回路の発達した……つまりエーテル素質を持つ人間が生まれるようになっていった。

また、産出される輝晶石という石がエーテル回路に応じて光る性質を持つため、これが星晶と竜に選ばれた祝福の証と信じられており、これによって身分が決まる。

人並みかそれ以上のエーテル素質を持つ者は第一級~第二級市民として上層で、

エーテル素質を持たないか、微小なものは第三級市民かそれ以下として下層で暮らすことになる。

《か》

解放の

鋼鉄の解放者のまとめ役。とはいえ後援者の意向もあるため実質は中間管理職。"楔"と短縮して呼ばれることが多い。

戒律

レガリア国教会の信徒が護るべき決まりのこと。同胞は助け合うべし、背信を許すべからず、光を盗むべからず、レガリアの繁栄の礎として牧羊者は月に8の"羊"を捧げよ…など、いくつか重要な戒律がある。

還らずの森

もしくは、不帰の森(読みは同じ)。レガリア周囲に広がる深い森のこと。アルス・レガリウスの眷属ではない低級の竜や魔物が多く棲み、瘴気が満ちているため深く立ち入った者は無事では済まないとされている。

カルセドニー門

煌玉の層へ続く門。騎士団の者であっても入ることはできないという。

騎士王

教皇から政を預かり、白竜騎士団を統括する王のこと。

輝晶石

きしょうせき。フォスフォラス山に刺さった星晶石に含まれるエーテルで地脈が豊かになった影響で、フォスフォラス鉱山で採れるようになったエーテル石(魔石)。エーテル素質を持つ者が触れると淡く光る。

輝晶石の洗礼

レガリア人として生まれると必ず行われる儀式。輝晶石を使い、新生児が"祝福の光"を持つか確かめる、という内容。
洗礼を回避しても、方法が非常に簡易であるため医師の診察時や入学時など、どこかのタイミングで祝福の光、つまりエーテル素質があるかは確認されることになる。

輝石

きせき。エーテル素質、つまり身体に発達したエーテル回路を持つ者のことで、第一級市民~第二級市民が自分たちを自称する言葉でもある。

輝石の層

きせきのそう。エーテル素質を持つ騎士、貴族、平民などの第一級市民~第二級市民が住む上層のこと。

教皇

始まりの巫女シトゥラの血を引くとされる、レガリア国教会の長。人々の前に姿を現すことはなく謁見は許されていない。

朽ちたる翼の印

極稀にエーテル素質に乏しい(体にエーテル回路を持たない)者の体に現れる、丁字状の印。平均して2~3か月ほど、最長で5年ほどかけて持ち主の身と心を狂わせていき、最後には死に至らしめる。この特性のために災いの印とされており、"印つき"は優先的な処理をされるか贄として捧げられる。

[※ロスト前提の設定であるため、そういった物語を描きたいPCやイベント等にお使いください。]

結界

アルス・レガリウスにより、レガリアを外と隔てる白竜の守護結界。

還らずの森を暫く入っていくと、この結界があらゆるものを阻む。瘴気であれ、竜であれ、人であれ。

もしここを抜けられたとするならば、奇跡的な綻びか、それとも竜の導きか。

なんにせよ、恐ろしい還らずの森に入り、結界抜けに挑み、さらにその外へと森を抜けていく……

レガリアの民が、そのような奇跡に縋り無謀を冒すことはないだろう。

月昇祭

げっしょうさい。騎士団とレガリア国教会が取り仕切る祭りで、新しい月が昇る毎に上層で行われる。月に8の"羊"の血肉を大いなる竜の眷属に捧げる…という内容だが、レガリアの民にとってはご馳走が食べられる祝祭の日であり幼い頃からなじみ深いものになっている。

また、"羊"は下層から選ばれるが、その中でも危険性のある"印つき"や背教・背信者などが優先的に選ばれているようだ。
エーテル素質を持って生まれた元下層出身の騎士志望者は、この祭りに"羊"を捧げることで真なる信仰を示さなければならない。

[※PCがイベントとしてこの祭を開催・参加することができますが、そうしなくても、NPCが毎月行っていることになっています。古からの生贄制度が、異端審問・排除の性質を帯びたもの、と捉えて下さい。]

煌玉の層

こうぎょくのそう。枢機卿や教皇、騎士王、竜血騎士など、レガリアの支配者達が住む層で、謎に包まれている。

店なども無いため、生活圏つまりレガリア経済の中心はあくまで輝石の層のようだ。

《さ》

シトゥラ

アルス・レガリウスと契約を交わし、フォスフォラス山にレガリアを建国するきっかけになった始まりの巫女のこと。

綴り:Situla

慈悲の間

白竜騎士団の本部にある地下牢獄のこと。騎士団員には"捨石"や背信者をその場で処分する権限があるため、牢獄で処分を待ってやるだけでも慈悲深い、という理由でこう呼ばれるようになった。

祝福の光

身体にエーテル回路を持って生まれた、エーテル素質を持つ者のこと。レガリアで採掘される輝晶石が人間のエーテル回路に感応して光る性質を持つため、それが星晶と竜の祝福の証とされるようになった。

上級騎士

白竜騎士団の騎士たちのまとめ役。上には騎士王の他、教皇と直属の竜血騎士団もあるため、いわゆる中間管理職である。

印つき

"朽ちたる翼の印"を持つ者のこと。平均2~3か月で死に至るために彼らを憐れむ者もいるが、印が身体全体に浸食していくにしたがって正気を失っていくことにより、危険視され遠ざけられることが多い。

枢機卿

教皇の相談役として強い権力を持つ高位聖職者たちのこと。

捨石

すていし。価値のない石ころという意味。エーテル素質のない者に対する蔑称。

捨石の層

エーテル素質に著しく劣る、もしくはエーテル素質を持たない第三級市民、被差別階級、奴隷などが住む層。背信者の隠れ家にもなっており、その治安の悪さに上層市民は頭を悩ませている。

星晶石

1000年前、宙から降りフォスフォラス山の頂に突き刺さった、膨大なエーテルを含む巨大な晶石《クリスタル》。このエーテルが地脈に影響し、フォスフォラス山とその周囲の豊かな環境が作られた。

アルス・レガリウスと並んでレガリアの象徴になっている。

ソノーラス劇場

月昇祭の会場となる劇場で、普段は演劇や踊りなどが披露されている市民の憩いの場。酒場通りが近く、たまに酔って乱闘騒ぎを起こす者もいる。

《た》

同志

志を同じくする仲間を指す言葉。主に、反逆者(解放者)の者がそう呼び合う。

同胞

同じ母から生まれた兄弟や同じ国の民のことを指す言葉。主に、騎士団や教会所属の者がそう呼び合う。

《は》

鋼鉄の解放者

はがねのかいほうしゃ、もしくははがねのリベレーター。レガリアの体制に反旗を翻す者たちの集まりで、「レガリアを竜の街から人の街へ」という目標を掲げる。エーテル素質に頼らない技や技術を貴ぶ者が多いのが特徴。解放者、リベレーターとも呼ばれる。自らの境遇を受け入れられず彼らに希望を託す民もいれば、境遇を受け入れており厄介者扱いする民もいる。PCが所属できる陣営の一つ。

白竜騎士団

はくりゅうきしだん。輝石の層に本部を構え、騎士王が統括するレガリア最大の治安維持組織。

信仰と実力を求められるエリートであり、レガリア国教会の要職は騎士経験者が多い。

自らの判断で反抗的な市民や反逆者を処断するという大きな権限を与えられており、畏敬されている。

PCが所属できる陣営の一つ。

反逆者

反乱分子である、鋼鉄の解放者を指す言葉。

光捨てし者

"祝福の光"つまりエーテル素質を備えて生まれたにも関わらず、背信した反逆者のこと。

光盗みし者

薬や魔術で他人の"祝福の光"つまりエーテル素質を開花させる・消滅させるなど、エーテル回路を人為的に著しく弄る行為を行う者のこと。それぞれの持つ運命の星の行方を捻じ曲げる驕り高ぶった行為であり、重罪とされている。

または、背信者であるにも関わらず魔法や魔道具を使う者を指す。

捨石の民のこと。飼われ導かれる側という意味。

フォスフォラス山

都市国家レガリアが建つ大きな山で、山頂には星晶石が突き刺さっている。鉱脈からは輝晶石や霊銀などが産出される。綴り:Mt. Phosphorus

牧羊者

輝石つまり第一級市民~第二級市民のことで、それ以下の捨石である"羊"を飼い導く、誇りと責任ある立場という意味。

《ま》

稀人

まれびと。異邦人のこと。レガリアは周囲に広がる還らずの森のせいで外界と隔たれているため、異邦人の存在は非常に珍しい。とは言え稀人信仰があるわけではなく、非常に珍しい異人、くらいの意味。

《や》

...

...

《ら》

リベラ

朽ちたる翼の印を持つ"印つき"にして、"最初の解放者"と呼ばれる女性。自らの印の上に刃を入れ、それを解放の印とした。
印が身体を浸食することより正気を失いながらも最後まで抗ったことが下層市民に勇気を与え、現在の鋼鉄の解放者が成立したことから、既に死して久しいが象徴的存在とされている。綴り:Libera

竜血

竜の血のこと。少量でも強力で一時的に人を超える力を得られるが、その代償は非常に大きく摂取を続けると最後には自我を失い異形となり果てる、もしくは体が崩壊するとされている。

竜血騎士団

教皇直属の精鋭集団で、白竜騎士団の上部組織。最上層である煌玉の層で勤務している。

六竜

アルス・レガリウスの眷属の中でも強い力を持つ上位の竜──ヘルカイト(Hellkite)、リンドブルム(Lindwurm)、エンダーテイル(Endertale)、フリューゲリア(Flügelea)、ミストレーヴァ(Mistleva)、ウロボロス(Ouroboros)の6体を指す言葉。

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