RPを気持ちよく楽しんでいただくために
- ecliptica ataraxia_regalia
- 2023年7月13日
- 読了時間: 4分
■RPとトーク機能の重要性
当ボードにおいては、簡単な挨拶や声掛けはnotice、それ以外においてはトーク機能とルーム機能の使用を推奨しております。
特にトーク機能は、PC/PL同士の意思疎通、相手方に知られるわけにはいかないPvPの相談、公に晒せない/晒す程ではないやり取り等など、幅広い用途があります。
コンセプト上、表のログに残る範囲では極力RPでシーンを描いていくことが望ましいのは言うまでもありませんが、RPの描写だけでは互いの意図や認識について齟齬が生まれたり、シーンの終わり方/落とし所の模索に限界があったりすることもまた事実です。
RPでの台詞や描写はPLによって様々であり、それを受け取る側の解釈も幅があるためです。
そのため、撤退や捕縛などの戦闘後処理や、加害やロストなどに関わることなど、PL都合が関係したり、特にデリケートな内容のRPについては、しっかりとトーク相談を行い
「この描写はそういう意図じゃなかったのに…」「違うPCが〇〇してくれる手筈だったのに…」といったすれ違いを防いで気持ちの良いRPが出来るよう、ご協力をお願いいたします。
■RPにおけるメタ情報の取り扱いと、結果を考えることの重要性
RPを楽しむ場において、PCのキャラクター性やRPの流れが大切なことは、言うまでもありません。
しかし、
「RPの流れや自分のPCのキャラクター性としては自然でも、その結果どうなるか?他の人は楽しめるか?」
「そのRPをした結果、自分で後始末を付けることができるか?」
については、難しいことかもしれませんが、一呼吸おいて考えてみて頂きたいと思っております。
<例1>
行動 ⇒ 自PCは特別な鋭さ・敏さを持つキャラクターだ。そのためメタ視点でしか分からないような事でも考えを巡らせて疑うことができ、それを仲間に教えてあげた。
結果 ⇒ それをきっかけに、相手PCを捕まえることができた。PCの敏さを表現できた。あるいは摘発RPが行われアイテムや施設が撤去された。
疑問 ⇒ しかしそれによって、ゲームとして面白い流れになるだろうか?出来たはずの交流の機会が失われていないだろうか?
<例2>
行動 ⇒ 自PCは生い立ちや性格から、仲間と全く相いれないスタンスを持っていたり、そういった態度をとったりする。いかに周りが止めても、自分がやりたいことを貫く性質だからだ。
結果 ⇒ 誰にも理解されず、相手にしてもらえなくなった。あるいはピンチにも助けてもらえなかった。
疑問 ⇒ 相手にとって交流の体を成しているか?PLとして必要なフォローができているか?
こういった「そのRPの結果どうなるか?」と考えて、
流した方がよいことは流す選択や、不幸な結果を避けるためにある程度PLがPCのハンドルを握っておくことは、RPにおいて非常に重要と考えます。
自分の視点ではそうなって然るべきことや、やりたいRPをした結果であっても、
交流の場において結果を考えると必ずしもそうではなかった、という事例は往々にして存在するためです。
特に公にされていない要素や正体看破などに関しては、「気づかない状態だからこそ出来たRPの機会喪失」につながりやすいため、慎重にお願いいたします。
■特殊HO 《上級騎士》 《解放の楔》について
これらリードPCについては、何をすればよいのか分からない方の指針となったり、ボードを盛り上げる立場として立候補もしくはGMからお願いしております。また、慎重な人選も行っています。
しかしながら、彼らはあくまでプレイヤーのひとりにすぎません。
特殊HOでなく、場のまとめ役をして下さっているPCについても同様です。
いちプレイヤーが設定や情勢についてなど全てを把握しているわけもありませんし、知らないことも当然あります。
そのため、知らないことはRP上、ふんわり流しておくこともあり得ます。
基本的に「同陣営PCに対して、従うことを強制できる立場ではない」代わりに、「無条件に何かに対する責任を取らなければならない立場にはない」
ということ、ご了承ください。
特定のプレイヤーがその陣営全体を代表する、一身に担う、ということはありえません。
特殊HOやまとめ役を買って出て下さっている方に過剰な負担や追及が行くことがないよう、認識の共有とご協力をお願いいたします。
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