レガリアってこんな所~下層と上層~
- ecliptica ataraxia_regalia
- 2023年6月28日
- 読了時間: 2分
インゲームテキストやサイト情報だけですと誤解が生じてしまっているようなので、 あらためて「レガリアってこういうところだよ」という内容で記事を書かせていただこうと思います。
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神聖都市国家レガリアは、周囲の危険な森から竜の結界によって守られています。
竜は、遥か昔は人と暮らしていましたが、現在は何らかの理由から滅多にその姿を見せなくなっています。
しかし、"輝石"の祈りに応えて加護をもたらすことから、レガリアの民はその確かな存在を感じています。
レガリアの上層と下層の身分差、経済格差、奴隷の売買、そして差別は確かに存在します。
ですが下層は全域スラムではなく、大半の民は(決して贅沢なものではありませんし、上を見れば…ですが)少なくとも普通に食べて暮らしていくことができます。
餓死を恐れて外へと逃れなければならないほどの悪環境ではなく、下層の民は上層の民にとって、むしろ貴重な労働力です。
奴隷も、主人によって当たりはずれはあるものの、きちんと扱われているケースが多く存在しています。
鉱山労働者などは、仕事が終われば風呂に入れてもらえたり、傷の手当などもしてもらえます。
上層の民は、自分たちを"輝石"、"牧羊者"。下層の民を"捨石"、"羊"……と喩えて呼び、選民思想を有していますが、下層の民は人にあらず、という考えの下で虐げている人ばかりではありません。 良いか悪いかは別として、「選ばれた力を持ち恵まれた環境にある我々は、選ばれなかった存在をきちんと管理し導く使命がある」…といった考えが、上層では一般的と言えるでしょう。
また、月昇祭の贄に関しても、背教者を含む犯罪者(従順ならざる羊)と、印つきが優先されます。
上層の民も、きちんということを聞いてまじめに働く貴重な労働者まで無差別に捧げたいとは思っていないのです。
──ただ、唯一。
『印つき』にとっては、"レガリアという土地"は辛苦と理不尽を与える場所です。
治安の維持を考慮した結果であれ、贄に選定された『印つき』本人やその家族にとって、それは受け入れられることではないでしょう。
……レガリアにおける上層と下層の温度感はこのようになっておりますが、これらをどう捉えるかは、もちろんあなたのPC次第です。
RPに生かしていただければ嬉しいです!
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